Boogie Boardの詳細はググって頂きたく
簡単には,記録のできない電子黒板という位置づけの商品で,黒地に蛍光の液晶を用い如何にも自発光しているように見え,消す際のみ電力を消耗するという商品です.
この製品を買ったきっかけはまさに,物珍しさから.
こんな買い方をした場合,たいていは飽きて使わなくなるのですがこいつは例外.
いつからかこいつは,無くてはならないデバイスになっていた.
とりあえず,気のついた欠点から.
- 表面が傷つきやすい素材なため,ついてきたペンで書いてやっても少し傷つく.鞄に入れても傷つく.
- 描画領域が小さい.せめてA4サイズはほしい.
- ラインが太く,筆圧が強いとか関係なく漢字だと2×2 cmでもつぶれる.
- 記録できない.
まあ,以上の欠点があるからこそ3000円以下の価格が実現していると割り切る覚悟が必要だ.
また,こいつは電池の交換ができない.まあ5万回の消しができるというのでまあいいか.(自分は1日20回位消しているので,2500日は保つ計算)
ここで,手放せなくなった利点を挙げようと思ったが,実はあまり思いつかない.
- 紙を持ち歩かなくて良い.
- 潔癖な性格は,消しゴムのかすや消し残しによる精神的疲労から解放される.
位なのである.
自分は,基本研究の試行錯誤に使うので,Boogie Boradでラフ→LaTexで清書という使い方の中であれば,十分実用.
また,落書きしては消しゴムで消すということを,10年近く繰り返してきた習慣が,Boogie Boradによって一変した.
落書き,試行錯誤のような使い方は非常に,しっくり来る物であった.(結局予備も含めて3台購入した.)
蛍光液晶なので,非常に発色が良く,人に何かを説明する時にも非常に使いやすい.
友人が,聴覚障害者用の筆談器につかえそうといってたが,まさにぴったりだと思う.
A4サイズが出れば,2万まではだせるっていうくらいすばらしい製品だと思う.
が,まあ人それぞれなのである.
iPadも買ったので紙との決別まであと少し!
ポメラにLaTeXの環境が入ればBoogie Boradと組み合わせることによって,非常にすばらしい環境が構築できる!(おねがい!キングジムさん)